字幕と吹き替えのお話
ぽちゃんです。
映画大好き(語れるほどじゃない)マンとしては、字幕か吹き替えか、というところには敏感に反応してしまうわけでして。
本来はこっちじゃなくて違うブログで映画の感想をちょこちょこ書いたりしてるんですが、今回は例外。
SNSなんかではよく、
「字幕で見るに決まってんだろ!吹き替えはクソ!」
「吹き替えで見るわ!字幕はクソ!」
なんて言い争いをよく見かけますが…
どっちでもよくない???見たい方見ればよくない?????
って思います。マジで。
洋画を例にして言えば、日本では字幕版と吹き替え版どちらも大体は公開されるわけだし、作品がDVDスルー(映画館で公開されずにDVDが出ること)になったとしても字幕と吹き替えの切り替えは出来るものが大半なんだから、好きな方を見るに越したことはないんですよ。
よく議題になるのが、
「吹き替えに声優ではなく話題の芸能人を起用する」
というものですが、これは確かにチョイスミスじゃないか?と思うことは多々あります。でも、これって映画を公開する側の狙いとしては“どんな反応であれその映画の知名度が上がって映画館に見に来る人が増えること”なんでしょう?プラスでもマイナスでもこれに反応すれば、その狙いにまんまと引っかかっちゃうわけです。
これに付随するのは、「作品に敬意を払ってるのか?」というもの。どれだけ作品が良くても、監督やスタッフ、出演者の思いを踏みにじった方法で注目を集めて収入マシマシ…なんてのはいただけないですよね。
映画を吹き替えで見て、字幕でもう一度見る…もしくは、字幕で見て、吹き替えで見る…というのが自分の中では一番の意見です。でも、映画って高いよね。映画館にもよりますが、割引使っても1000円以上はかかる。しかも3Dはもっと高くつく。そうなると、自然と映画館へ足を延ばす人も少なくなるのは当たり前でしょう。日本での映画鑑賞料は海外と比べるとかなり高いと聞きます。そこを改善できればいいな、と思います。
まとめますと、字幕と吹き替えで争うのは実に無駄であり、見たい映画があるのに吹き替えがクソ!と思う人は字幕を見に行けばいいし、字幕じゃ話が掴めない!と思う人は吹き替えを見に行けばいいんじゃないですかね。それで面白かったら次は字幕、もしくは吹き替えでもう一度見に行ってみれば、新発見があって尚更面白くなると思いますよ。
そもそも好きな俳優・女優が映画に出演してたら(公開時点で余裕があれば)見に行くよね。そうじゃなくても好きな監督が撮った作品だとか、音楽担当してる人が好きだとか、そういうのがあれば行くでしょ。行かずともDVD借りて見るでしょ。それにドハマりすればDVD買うでしょ。吹き替えうんぬんより内容に目を向けたほうがいいんじゃないの。
私としては字幕or吹き替えの問題より3Dで公開する映画の多さが気になりますけどね。あんなん酔うわ。飛び出してこなくていいよ。2Dで見せてくれよ。
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